事業内容

 

就労継続支援A型事業 

ワークチャレンジスタイルGOKENDO 

「障害者の施設では月の平均の工賃は1万円くらいである」…平成11年に京都府警察の少年課刑事を辞し、福祉の世界に入ったころに聞いた言葉です。この言葉に衝撃を受け、そして大きな疑問を持ち、長年この「福祉の常識とされた非常識」と闘って参りました。既存の福祉の有り方を覆すべく、平成27年4月1日に就労継続支援A型事業所「ワークチャレンジスタイルGOKENDO」を立ち上げました。基本理念として「平等公平はみんな同じという意味ではない!」「仕事ができるメンバーにはきちんとした給料と社会保障を!」「障害があっても一生懸命頑張ればできるようになっていくんだ!」という強い思いを持って突き進んできました。メンバーには単に作業をしにきてもらっているのではなく、お小遣いを稼ぎにきてもらってるのでもなく、作業を通してしっかり成長し「生きる力」をつけて自立してほしいと願って事業をさせて頂いております。

施設外就労支援の取組 

 福祉事業所において職員がメンバーをサポートしながら仕事をするのはとても大切なことです。しかし、企業へ就職しようと思えばそこから一歩前に進んだ就労訓練をしなければなりません。それが企業内で行う施設外就労と施設外支援です。訓練を継続して行い、企業の戦力として認められた時にマッチングができ、正式な直接雇用へと結びつきます。これが真のステップアップシステムのマッチングです。企業の厳しさや体質を知るうえで、とても大切な訓練のひとつです。

阪口製作所 

協力会社である株式会社阪口製作所において施設外就労支援をさせて頂いております。作業内容はシートベルトの加工作業です。令和2年4月にメンバー1名が正職員として就職したことから、卒業生がジョブコーチとなって作業指導や相談にのってくれたりしています。 

グリーンテクノ 

協力会社である株式会社グリーンテクノにおいて、施設外就労支援をさせて頂いております。作業内容は、ゴミの回収作業補助です。平成31年4月に1名就職していることから、卒業生がジョブコーチとなって作業指導や相談にのってくれています。 

株式会社ムービング 

株式会社五健堂の第三センターにある商品のピッキング作業を施設外支援でさせて頂いております。平成 年4月にメンバー1名が就職していることから、卒業生がジョブコーチとなって 

連携事業所  株式会社REGEND

グループホームSAMURAI

「たとえ過去に過ちを犯したことがあったとしても、何らかの障害や生きにくさがあったとしてもSAMURAIのような男になってほしい」…そういう願いを込めて平成26年10月に一般のマンションの中に設立された、自立を目指す方たちのための男性のグループホームです。自立するうえで大切なのは仕事ができるかどうかだけではなく、その生活基盤がきちんとできているかどうかも大切な要因です。何らかの事情でご家族との関係が保てなくなった方や家庭的な温かみが必要な方のためにグループホームを運営しています。

 現在エンデバーエボリューションのメンバー3名、作業員2名、エンデバーを卒業して阪口製作所に就職した方が1名の合計6名が家族として一緒に住んでいます。

過去7年間からの平均給料の推移です。毎年給料が上昇していることが分かります。